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院長日記&お知らせ

矯正治療の装置(Part 2)

12月5日の日記に、矯正装置には大きく分けて固定式装置と可撤式装置の2種類があることを書きました。
今回はその続きで、固定式装置について書いてみたいと思います。

固定式装置の代表は、前回も書いた通り、それぞれの歯に接着するブラケットと呼ばれる装置です。
この装置は、更に歯に接着する部位の違いから2種類に分けることが出来ます。

歯の表側に接着するタイプ(唇側装置)と裏側に接着するタイプ(舌側装置)です。

一般的には、矯正治療においては歯の表側にブラケットを接着し、そこにワイヤーを通すことで歯を動かします。
歯の裏側に装置を接着しても理論上は同じ歯の移動を行うことができます。
それぞれに利点と欠点があるのですが、最大の違いは表から見えるか見えないかという点に集約されます。
舌側装置を用いた矯正治療は他人に矯正装置が見えないという最大の利点があります。
矯正治療を受けたくても、他人に知られるのが嫌な方や、見た目が一時的にせよ悪くなるのが嫌という方には大変喜ばしい装置です。
一方では、治療が非常に難しいことや唇側装置による矯正治療より値段が高いこと、装着感の悪さなどもあり、矯正医にも依りますが、私の場合にはすべての患者さんにお勧めするというよりは、症例を選んでお勧めする装置です。
舌側の治療を希望される場合には良く利点と欠点を確認された方が無難だと思います。

固定式装置はブラケットだけではありません。
その他にも、ブラケットを介して歯を動かすのではなく、歯に直接くっつけた太いワイヤーに細いワイヤーを溶接し、そのワイヤーで歯を押すことで歯を移動する舌側弧線装置と呼ばれる装置などがあります。
この装置はどちらかというと可撤式装置である床矯正装置と使用法が似ており、すべての歯の移動は行えませんが部分的な歯に問題がある症例ではよく使用します。
大抵の場合は、ブラケットを用いる前の前段階的な治療に用いられることが多いと思います。

矯正の装置はメジャーなものからマイナーなものまで多数あります。
それぞれ目的が異なるため、固定装置と一括りでまとめるのは無理があることが、この日記を書きつつ再認識できました。
ブラッケットのことが分かってもらえれば今回の日記の目的は十分です。

その他の装置は、また気が向いたときにでも書きます。
人に物事を説明するのって、本当に難しいですね。