Dr.ブログ
犯人に告ぐ
なんだか映画化される流行の本ばかり読んでいるような気まします。
読書に関していうなら間違いなくミーハーですね(ミーハーという言葉自体すでに死語ですよね・・・)。
タイトルの“犯人に告ぐ”という小説、豊川悦司さんが主演で映画化されて、すでに上演されているんでしょうか。
小説自体は大分前から話題作として書店に並んでいましたが、なんとなく読む機会を逸してしまい最近になってやっと読みました。
感想から書くと、なかなか面白い。
映画化されるくらいだから小説は面白いに決まっていますが、結構な厚みの上下巻を一気に読み切ってしまいました。
作者の雫井脩介さんの作品、数年前に“火の粉”という本を読んだのですが、そっちも面白かったし他の作品も読んで見たくなります。
思い起こせば中学生の頃から洋画・邦画を問わず映画化された話題作はかなりの確率で読んでいたような気がします。
中学性の頃はちょうど邦画では角川映画が絶頂だったころで“セーラー服と機関銃”とか“愛情物語”“晴れ時々殺人”などの赤川次郎さんの作品はほぼ100%に近いくらい読んでいますし、洋画でも“ネバーエンディングストーリー”とか何を読んだか思い出せないいくらいろんなものを読みました。
そうそう、洋画の原作を翻訳したものは、いまでも思うのですが翻訳がなんか中途半端であまり好きではないです、それなら読むなという話ですが・・・。
小説を読んで面白いと思っても、私の場合ほとんどその映画を見ません、いや見なくなりました。
以前はレンタルで見ていたのですが、小説が面白ければ面白いほど原作の面白さを映画に反映しきれていないような感覚がありガッカリすることが多くて。
原作を読まずに観ればそれなりに面白いと思う映画も、原作を読んだばっかりに“なんだか話が違う・・・”と思ってしまうのです。
芸術的なセンスなど無縁な私なのでよく分かりませんが、やっぱりストーリがあってもその感動を映像化するっていう作業はかなりの創造力が必要で簡単な作業じゃないんでしょうね。
それしても、最近本を読んでいるとやたら目が乾燥するんです。
コンタクトを何年か前にやめて目のアレルギーも治りつつあるのに、なぜか目が乾燥して目がやたら疲れます。
ひょっとして老眼の前兆?とビビリ眼科を受診したら老眼じゃなくて単なる視力が弱くなっているのだと。
どっちにしても嫌な響きです。
快適に読書ができなくなるなんて、やっぱり歳は取りたくないもんです。