Dr.ブログ

スポーツ選手の引退会見

毎年のことですがスポーツがシーズンオフになると、様々なスポーツ選手が現役を引退してその引退経験がテレビで放送されます。
今年もプロ野球では桑田さんとか清原さんに野茂さん、マラソンの高橋尚子さん、昨日は体操の冨田選手の引退会見が報道されていました。
この日記にも引退会見のことを書いたことがありますが、自分でも何故か分からないのですが引退会見が好きです。
オリンピックでメダルを取った時の会見や最盛期に大活躍していた時の輝きとは異なりますが、引退会見にはその人の人間味が表れているような気がして心暖まります。

物事の始まりと終わりは表裏一体、何かが始めればいつかは必ず終わりが訪れます。
スポーツ選手はきっと自分の引退について漠然と意識しながら日々トレーニングを積んでいるのでしょうね。
引退会見ではどの方も清々しくて笑顔で完全燃焼したと言っていますが、その笑顔の陰に莫大な努力があったのだと思うと胸にジンときてしまいます。

先日、雑誌を読んでいたら桑田選手の記事が載っていました。
体格がスポーツ選手として決して恵まれている方ではない桑田さんがプロの世界で一流でありつづけることができた要因は何かとの質問の答えが、転けないように走るのではなく、何度転けても素早く立ち上がってまた走ることと答えていました。
なるほどなるほど一流の方のコメントは説得力があります、確かに何度も大けがをしてダメかと思ってもその度に怪我から復活されてますもんね。
これならひょっとしたら自分にもできるかもしれないと思わせるコメントを述べるところが一流なのかも。
私なんて単純なので、今日からは失敗しても素早く立ち直ろうと本気で思ってしまいました。

なんだかんだといっても、一時代を築き上げた方が引退する姿には一抹の寂しさを感じます。
できればもう一度高橋尚子さんがオリンピックで走る姿が見たかったし、清原さんがダイヤモンドをガッツポーズで一周する姿をもう一度見たかった。

院長 久保田 衛

  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公認クリニカルスピーカー
  • カンボジアプティサストラ大学臨床教授

医療法人プライムオルソ くぼた矯正歯科クリニック

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