Dr.ブログ
往きはよいよい帰りは怖い(Part 2)
さて、東名に入る前の私の予想では夜だし東名はスムーズに走れるのではないかと思っていました。
ところがどっこいです、東名に合流するずっと前から渋滞で進んだり止まったりを繰り返すひどい渋滞になり、やっと東名に入ってからも状況は全く改善せず。
距離は稼げないのに時間だけは着々と過ぎてゆき、とうとう私の心も折れてしまいました。
直接仙台に帰るのを諦めて、どこかで一泊することにしました。
とはいえ、ホテルを予約している訳でもなくあてもないので弟に電話をしてネットでホテルを探してもらうことにしました。
うちの弟はなかなか如才ないところがあり、しばらくすると浜松のホテルを半額で押さえたからそこに行ってくれと連絡が入り、それが22時。
浜松までの距離は50キロくらいだったかと思います。
通常なら30分程度の距離ですが、結局ホテルに到着したのは夜中の1時でした、もうフラフラです。
子ども達の体調が心配なところですが途中から車で寝ていたこともあり、ホテルに着いたら妙なハイテンションでノリノリでそれにも参りました。
あまりに疲れていたので私はお風呂から上がったとたんに速攻で眠りに落ち、目が覚めたら朝の8時前。
私たちの動きを親戚中が注視していて、早めに動いた方が良いとか体調は大丈夫かとかとにかくやたらにメールが送られてきます。
早めに仙台に帰りたいしメールにも急かされ、とにかくさっさと荷物を纏めて出発し、途中マックで朝食を食べたまでは良かったのです・・・。
ホテルでインターまでの道を教えてもらったにも関わらず朝ご飯を食べ終わったらどうも脳の配線がショートしたらしく、また道を間違えたようで道に迷い始めて。
それは比較的軽症で無事高速に乗れたのですがまたいきなり渋滞です。
高速に乗ったのが10時、そこから何回か休憩をいれ東京に到着したのが19時、天気が良かったので富士山がよく見えたのですがいつまで経っても見え続ける富士山に正直ちょっとうんざりしたかも。
心配した首都高はまったくスカスカでそこからは快適に走行でき、それでも仙台に到着したのは夜中の12時過ぎでした。
実家を出発してから約35時間、今までに経験したことがない長時間のドライブ、もう二度と年末年始に東名高速は走らないと心に堅く誓いました。
さて、体調を崩していた娘ですが浜松のホテルで朝目覚めたらすっかり体調も戻っていて元気です。
娘に明石の実家は楽しかったか聞いたところ、“おばあちゃんの家はすごく楽しいけど、あんなに遠いんだったらもう行きたくない”と。
やっぱりこの道のりは堪えたようでした。