仙台の矯正治療ならくぼた矯正歯科クリニック

無料矯正相談 オンライン予約

TEL:022-395-5888

院長日記&お知らせ

事業仕分けについての独り言

連日、事業仕分けの内容が報道されています。
民主党が国の予算の在り方を根本的にも見直すために始めたこの政策は、日頃政治に興味がない私でも気になる程なので一定の効果はあったと思います。
どう考えても無駄だと思う予算が廃止となるのを見ると、今までこんなつまらないモノにどれだけの税金が注ぎ込まれたのかと愕然としますし、省庁の無駄を指摘されているのを見ると悪人を懲らしめているのを眺めている気分になるから不思議です。

一方で、福祉・医療など国民生活の根幹的な部分を為す政策をたった一時間の議論で予算を決定しようとするやり方には、やり方が荒っぽいのではないかと思わざるを得ません。
どんな政策でも立場が異なると考え方が変わるのは当然で、多数決で決めるというのは民主的なのかもしれませんが、あんな少人数でそれも必ずしも該当事業に関して専門知識を持っている訳でもない人が導き出した多数決だけで重要なことを決めても良いのでしょうか・・・。

特に科学技術に関しては間違った結論を導き出したと、いろいろなニュースで報道されているのを目にします。
短期間であったにせよ科学研究費を国から頂いて研究していた身なので、科学技術の進歩に割り振られるお金をけちるのには一言もの申したい気分です。
科学技術研究費にかなりの無駄があることを大学の研究者なら誰もが感じていると思います。でも、それはなるべく無駄にならないシステムに修正すれば良いことで、スーパーコンピューターの開発が無駄とかロケットを飛ばす技術に税金を注ぐのが無駄だから予算をゼロにするのとは根本的に次元の異なる話だと思います。

コンピューターの計算速度が世界一なのにどれだけの意味があるのかと、蓮放議員が熱弁を振るっていましたが、たしかに世界一には意味はないのかもしれません。
でも、世界一を目指して研究者が心血を注ぐことでその分野の研究が進歩するわけで、研究は世界一になることが最終目標ではありません。
日本のように資源が少ない国にとって新しい技術の開発は先行投資であり、逆に技術で世界に追いつけなくなったら日本が先進国として存在し続けることが可能なのかと疑問に思います。

まあ、なんだかんだと私のような人間が言っても始まらないのですが、弱者にやさしい社会をこれ以上借金を増やすことなしに作り上げるように税金は使っていただきたいものです。