Dr.ブログ

みなとのまち100km徒歩の旅

この夏、一大イベントとしてうちの長男が”みなとのまち100km徒歩の旅”に参加しました。
今年初参加ですが、このイベントはこの夏で10回目の開催だそうでリピーターも多い人気の企画だそうです。

どういうイベントかを簡単に説明すると、塩竃神社を出発地点として5日間掛けて松島や利府、多賀城をグルグルと100キロの道のりを歩き回り、その間、小学校の体育間や自衛隊の駐屯地で寝泊まりして最終的にゴールの塩竃神社に再び戻って来るという過酷な企画です。ご興味のある方はブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/minato100km)もあるので良かったら御覧ください。

今年は子供が92人参加で、ボランティアの学生やNPOの方々を加えると総勢で150人以上になるんじゃないでしょうか。
特に今年は非常に暑かったのでボランティアで参加された大人の方々も大変だったと思います。とにかく無事に事故もなく全員が帰ってこられて胸をなで下ろすとともに、尽力してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです、どうもありがとうございました。

さて、うちの長男、出発数日前から心配になったのかテンションが下がり始め、出発当日は最高潮にテンションが下がった状態でした。私としてはこんなテンションで歩ききれるのか本当に心配で心配で。出発の時もまだ歩き始めてもないのに泣き顔で、参加させてしまったことをちょっと後悔してしまいました。

それでも、暑い夏の最中に100キロの道のりを完歩すれば達成感もあるだろうし、今後の人生でなにかの自信になることを願って待つこと5日間。

歩いている姿を見に来るのは辞めて欲しいと主催者から言われていたので、こうなると待っている期間、心配していると言いつつも残った家族4人でちゃっかり七夕に行ったり外食したり、長男がいない5日間を結構楽しんでしまいました、意外に薄情なもんですよね〜。

ようやく長かった5日間を終えて、昨日、子供達がゴール地点にほぼ時間通りに戻って来ました。ゴール地点で待っているご家族の皆さんも心持ちソワソワしている様子でしたが、そんな心配もどこ吹く風、到着した子供達は思ったよりも全然元気で100キロ歩いてきたという悲壮感もなく元気いっぱいでした。

ゴール地点では地元の和太鼓のチームが声援に来てくれていて、ふと太鼓を叩いているお子さんをみてみると患者さんでした。

そう君、応援の太鼓どうもありがとう、格好良かったですよ!

出発は最低のテンションでダークブルーの顔をしていた長男、ゴールに戻って来たらいつものテンションで、とくに疲れている様子もなく、こっちがビックリするくらい普段通りでした。こどもの体力はすごいです。

長い閉会式を終えて、帰りの車の中で感想を聞いたところ思ったより辛くなかったし楽しかったとのころ。達成感はあるのか聞いたら、達成感って何??的な雰囲気で拍子抜けです。
まあ、5日間も歩き通してこれだけ普通でいられることがある意味”成長”というのかもしれませんね。

さて、明日からうちの医院は夏休みになります。
関西にかえって墓参りに行ってきます、皆様も充実したお盆をお過ごしください。

院長 久保田 衛

  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公認クリニカルスピーカー
  • カンボジアプティサストラ大学臨床教授

医療法人プライムオルソ くぼた矯正歯科クリニック

〒983-0039 仙台市宮城野区新田東2-14-6

022-395-5888