ホーム > 診療内容 > マウスピース矯正(インビザライン)
従来の矯正治療は、歯に器具やワイヤーをつけておこなうのが一般的でした。ところが、仕事などで人前に出る機会が多かったり、ワイヤーの違和感や見た目がいやという方など、矯正治療には審美性に関して患者さんの色々な思いがありました。
それを解決するのがインビザライン(invisalign)です。取り外しのできる透明な装置で歯並びを治します。透明で目立ちませんので、人目を気にせずにすむのです。
矯正のワイヤーをつけるのは抵抗がある、人前に出る機会の多い仕事をしているので矯正装置がつけられない等、矯正装置の審美性についての要望は昔から数多くありました。
インビザラインは、1997年、アメリカのアライン社により開発された矯正装置で、現在では米国、カナダの矯正医の約70%がこのシステムを用いて治療を行なっております。世界中の歯科医療機関で取り入れられており、2008年12月の段階で受診者は100万人以上にのぼり、年々増加を続けております。日本では、2006年2月より正規導入がスタートいたしました。
従来のブラケット、ワイヤーを使用する矯正装置と違い、装着していても外見上ほとんどわかりません。
特に自分で脱着できる事が大きな特徴であり、食事も歯磨きもいつも通りできます。従来の矯正装置がネックとなって治療に踏み切れなかった患者さんにとっては朗報といえるでしょう。

インビザラインは、歯並びの変化に応じて形状を少しずつ変えたマウスピース型の矯正装置(アライナー)を2週間ごとに口に装着することで歯を徐々に動かしていきます。
データを基にコンピュータで3Dデジタル化された歯列を基にアライナーを作製する技術は世界中でもアメリカのアライン社しか行っておりません。
(参考動画:インビザラインができるまで)
患者様担当の矯正医とアライン社のプログラマーが、インターネットで情報交換しながら治療シミュレーションを作り上げていき、矯正医が最終的に決定した治療シミュレーションを基に、各矯正段階ごとにカスタムメイドされたアライナーが製造されます。
左の写真が実際の矯正装置です(実際にはもっと透明に近い見た目ですが、PC画面上で見やすいよう若干画像のコントラストを調整しています)。
インビザラインは、透明な取り外しの出来るマウスピース型の装置を治療中の歯の動きに合わせて順々に取り替えて治療していきます。従来の矯正治療のようなブラケットやワイヤーは使用しません。
1ヶ月半〜3ヶ月ごとの受診のたびに、治療の進行状況に応じて新しい装置を担当の矯正医から受け取ります。ご自宅で治療を進めて行くことが可能なため、従来の矯正方法と比べて通院回数が少なくてすみます。そのため、遠方から通院する場合でも安心して受診が可能で、交通費の負担を抑えることができます。
この装置を、食事と歯みがき中以外の1日20時間以上装着することで、歯の移動がおこります。
装置は2週間ごとに交換しながら治療をすすめていきますが、1つの装置で0.3mmづつ歯が移動するように設計されています。使用する装置の数は、難易度などにより異なりますが、1人あたりおよそ20〜60個の範囲です。