Dr.ブログ

車検

先日不幸な事故に見舞われた私の愛車ですが、先週戻ってきてまだ十日も経っていませんが、今度は車検で1日入院です。
車検は新車なら3年、その後は2年ごとにやって来ますが、かれこれ15年以上も車に乗っているにもかかわらず実は私ディーラーにきちっと車検を依頼するのは今回が初めてです。
学生時代には暇に任せてユーザー車検で通していましたし、このところは近くのスタンドに依頼したりとなるべく手をかけない方針だったもので。

ユーザー車検をご存じでしょうか?
陸運局に車検の予約を入れて、あとは当日までに整備を済ませて車を持って行き流れ作業にのってラインを一周すればほぼ問題なく車検を受けられます。
この方法だと法定費用以外にはほとんどお金がかからないから貧乏な学生にはうってつけ、私も何度もお世話になりました。

こうやって文章にしてしまうとなんてことはない作業なのですが、陸運局では車屋の繋ぎを着たお兄さんとおじさんばかりで、ちょっと場違いな感じがして実際にはちょっと気を遣うというか緊張します。
係員も親切な人もいるのですが、当たりが悪いと分からないことを聞くと露骨に嫌な顔をする係員もいますしラインを1周する間には結構嫌な汗をかいたりもするのです。
とはいえ、それも30分程度のことだし、なんせ車検を取った喜びですっかり嫌な思いをしたこなんて忘れてしまうんですよね。

私の愛車は今回で5年目の車検です、ということは前回は3年目の1回目の車検でした。
今どきの日本車は3年くらいでガタがくることなんてまずありません。
ということは、1回目の車検なんて形式ばかりで何も問題がないケースがほとんどです。
私の車もまったく問題なさそうだったので、前回ひさしぶりにユーザー車検にチャレンジすることにしたのです、まあ楽勝だろうと。
そこで一つだけ問題がありました、ユーザー車検は平日しかやっていないのです。
私、平日にはもちろん仕事がありましたし、車検を取るために有給休暇をとるのはなんか気が引けます。

考えた末(実はたいして考えもせず)、家内に行ってもらうことにしました。
ちょっと不安そうでしたが、簡単に手続きを説明し、楽勝だからと説得し私の中でもう終わったような気分でした。
早朝に家内を送り出し、ご機嫌で仕事をしていたらお昼前に家内から電話が。
出てみると、車検は無事取れたとのことですが、やけに怒っているのです。
どうやら相当心細い思いをしたそうで、もう二度と行かないと。

よくよく考えたら車屋でもない女の人がユーザー車検通しているの見たことありませんからねー。
同僚達に話したら、それは普通無理だと。
陸運局では散々途方に暮れ、挙げ句にいろんな係員やら車屋のおじさんに手伝ってもらってやっとのことでOKをもらえたらしいです。
寄ってたかってユーザー車検に嫁を送り出す旦那のことをひどい旦那だと言われたそうで・・・。
まあ、当たらずも遠からずという感じでしょうか。

今回も車どこも悪いところありませんがさすがにユーザー車検は遠慮しました、これ以上悪い思い出をぶり返したくないもので。

院長 久保田 衛

  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公認クリニカルスピーカー
  • カンボジアプティサストラ大学臨床教授

医療法人プライムオルソ くぼた矯正歯科クリニック

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