Dr.ブログ

向き不向き

旅行に行った時や学校行事などに行くと記念写真を撮りますよね。
私、記念写真を撮るのが非常に下手くそです、下手なだけでなくて気が利かないせいか肝心の場面の写真をよく撮り忘れます。
その上、枚数も圧倒的に少ないです。
写真を撮ろうという気力から欠けている部分があり、家族の記録を残すという情熱を高めるところから始めないと如何ともし難いような気がします。

先週末、子どもの幼稚園の運動会がありました。
最近では、ビデオとカメラの充電とテープやメモリなどの備品チェックまではなんとかぬかりなくできるようになりました。
今回もビデオのテープを前日に確認をして、その時に一つ懸念事項がありました。
テープが十数分しか残っていなくて、新しいテープに入れ替えるには中途半端な残量で。
結局、古いテープをいれたまま新しいテープを予備に持って行くことにしました。

いざ運動会が始まりまずは入場行進です、私の気力もまだ充実、これは確実にビデオに納めました、ここでのテープの消費量が2分程度。
つぎに息子が登場したのはかけっこです。
親ばかで申し訳ないのですが、うちの息子は走るのが結構早いらしく、そうなると勇姿を見ようとテンションも上がります。
いよいよ順番が来たのでビデオを構え、スタートの合図とともにファインダー越しに追いかけるはずが、つい自分の目で追ってしまいまんまと走っている姿を取り損ねました?。
ビデオに写ったのはスタートの瞬間とゴールした後の姿だけというまぬけぶり、大失敗です。

次の登場は全体でのお遊戯、これは家内が撮影しました。
多分、問題なく撮影されていることでしょう。

さてさて、運動会の最後の種目はリレーです、走るのが得意な子供が数名選ばれて走る種目にうちの息子が見事に選ばれ、私としては最もテンションがあがる瞬間です。
次にこういう機会があるとも限りませんしこれはビデオに納めなければなりません。
うちの息子は第2走者で本人の目の前でビデオを構えスタートの合図を今か今かと待っていました。
いよいよスタートという時にビデオのスイッチを入れたその瞬間です、画面に“テープを入れ替えて下さい”との赤文字が表示されるじゃありませんか・・・。
家内がテープを全部取り切ったところで終了していたようで気がついたときには万事休すです。
テープが空のビデオを構えた間抜けな父の前を息子は疾走したはずですが、すっかり気が動転した私は撮影できないどころか息子の姿を見ることもままならず大失策です。

たかが数百円のビデオテープ、けちるからこんなことになるんですよね。
この他にも、あろうことか子供の同級生の母親に撮影を頼まれた二人三脚の撮影にも失敗し・・・。
今回の一件で悟りました、私にはビデオ撮影は向いていません。
多分、どれだけ回数を重ねても上達しないような気がします。

院長 久保田 衛

  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公認クリニカルスピーカー
  • カンボジアプティサストラ大学臨床教授

医療法人プライムオルソ くぼた矯正歯科クリニック

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